迷探偵サティス

1話 はじめての謎解き①

1話 はじめての謎解き①

探偵を初めて最初に届いた調査依頼は、国から届いた一通の手紙だった。
しかし、情報漏洩を考えてなのか、手紙には謎が書かれていた。

# Story

ハイバル王国に来て仕事を探していた僕は、趣味で探偵を始めたというサティスさんの助手となった。
しかし、依頼は一行に来る気配はない。

「(本当に趣味なんだなー)」
「なんじゃ?わらわの顔に何かついておるかの?」
「いえ、何もついてないですよ」
「そうか。それならよい」

サティスさんは視線を僕から本へと戻す。

〝コンコンッ〟

木製の扉をノックする音がした。

扉を開けると、国営郵便配達員の姿があった。

「こんにちは。国王様からお届けものです」
「はい、ありがとうございます」

国王からお届けものって、サティスさんは一体何者なのだろうか。

「では私はこれで」
「あ、はい!ありがとうございました!」

僕が受け取ったのは1通の手紙封筒。

「サティスさん、国王様から手紙が届きました」
「ああ、ありがとうなのじゃ」

サティスさんは手紙を受け取ると、封筒を開けて手紙を取り出した。

「なんじゃこれは……?」

そこには調査の依頼と、情報漏洩を防ぐ為か、謎の文章が書かれていた。

調査依頼:
『旧アルティガス帝国随一の魔術師殿へ

 先週、ハイバル王国のある場所に、
 突如大きな屋敷が出現したらしい。
 屋敷は魔術によるカラクリによって、
 中を知ることさえままならない状態だ。
 君に屋敷の調査を任せたい。

       ハイバル王国 国王ハイバル』


謎の文章:
Bに15km進んだ先にあるAの中に屋敷あり。

A:5595 grand Dr
B:最近、お腹周りが気になり始めたので、ダイエットを始めました。by国王
「なんなんですかね?お腹周りが気になり始めたって……国王様……。」
「恐らく謎の文章が場所を示す指示書なのじゃろう。さてと。助手くん、初仕事じゃ!この謎を解くのじゃ!」

# Mistery

謎の文章の答え

謎の文章は、屋敷の場所を示しています。
屋敷に向かう為に、謎を解いてみましょう。
正解すれば次のストーリーに進むことができます。
不正解だとエラーページが表示されます。

【注意】
回答する時は「Bに15km進んだ先にあるAの中に屋敷あり」のAとBにキーワードを入れたものを、全文で回答してください。
例)王城に15km進んだ先にある宝物殿の中に屋敷あり

このページの内容はネタバレNGです。URLは教えてOKです。

追記(2021.02.28):
解けない人が500人以上いる為、ヒントを追加します。

【ヒント】
1.答えはどちらも漢字1字と心得よ。
2.深く考えることは良きことだが、時に浅く見渡すのも、また良きことなり。
3.片手は答えを持ち、片手は答えを持たぬ双子なり。
4.全てに意味を求めてはならぬ。意味なき霧を見てはならぬ。

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